柏原市|親の介護は何から始める?最初にすべき3つのこと
「最近、親の様子が少し心配になってきた」
「一人暮らしを続けさせて大丈夫なのかな」
「介護が必要かもしれないけれど、何から始めればいいかわからない」
親の介護は、ある日突然始まることがあります。
転倒して入院したことがきっかけになる場合もあれば、
「最近歩くのが遅くなった」
「物忘れが増えてきた」
「家の中が以前より片付かなくなった」
といった小さな変化から始まることもあります。
しかし、初めて介護について考えるご家族にとって、
「誰に相談すればいいのか」
「介護保険はどうやって使うのか」
「まず何を確認すればいいのか」
は、なかなかわかりにくいものです。
今回は、柏原市で親の介護について考え始めたご家族に向けて、最初にしてほしい3つのことをわかりやすくご紹介します。
最初にしてほしいこと① 親の「今の生活」を確認する
最初から、
「介護サービスを使わないと」
と考える必要はありません。
まず大切なのは、
今、親がどのような生活をしていて、何に困っているのかを確認すること
です。
例えば、
- 一人で買い物に行けているか
- 食事をきちんと食べられているか
- 薬を飲めているか
- お風呂に入れているか
- トイレは問題なくできているか
- 転ぶことが増えていないか
- 以前より外出が減っていないか
- 物忘れが増えていないか
- 家の中が以前より散らかっていないか
などを見てみてください。
介護が必要かどうかは、
「歩けるかどうか」
だけでは判断できません。
身体の状態だけでなく、生活全体を見ることが大切です。
本人は「大丈夫」と言うこともあります
高齢の親に、
「最近困っていることない?」
と聞いても、
「別に何も困ってない」
「まだ介護なんていらん」
と言われることがあります。
本人にとって、
「介護が必要」
と言われることは、抵抗を感じる場合があります。
そのため、
「介護サービス使う?」
といきなり聞くよりも、
「最近買い物しんどくない?」
「お風呂で滑りそうになることない?」
「病院に行くの大変じゃない?」
など、日常生活の具体的な場面から話を聞く方が状況を把握しやすいことがあります。
最初にしてほしいこと② 家族だけで抱えず、まず相談する
親の様子が気になり始めたとき、
「まだ介護というほどではないから」
「こんなことで相談していいのかな」
と、ご家族だけで様子を見ることがあります。
しかし、介護については、
何か大きな問題が起きてから相談しなければならないわけではありません。
例えば、
「最近よく転ぶ」
「一人暮らしが心配」
「認知症かもしれない」
「退院後の生活が不安」
「家族だけでは介護が難しくなってきた」
といった段階から相談できます。
柏原市では、市役所の高齢介護課や高齢者いきいき元気センター(地域包括支援センター)などで、介護に関する相談を受け付けています。
また、居宅介護支援事業所、いわゆるケアプランセンターへ相談する方法もあります。
「まだ要介護認定を受けていない」状態でも相談できます
よくある誤解が、
「介護認定を取ってからケアマネジャーを探す」
という考え方です。
もちろん、正式に介護保険サービスを利用するには要介護・要支援認定が関係しますが、
「介護認定を受けた方がいいのか」
「そもそも申請した方がいい状態なのか」
という段階から相談することは可能です。
介護について何もわからない状態だからこそ、専門職へ相談してください。
最初にしてほしいこと③ 必要なら要介護認定を申請する
介護保険サービスを利用する場合、基本的には要介護・要支援認定の申請を行います。
柏原市では、高齢介護課で要介護・要支援認定の申請を受け付けています。市の地域包括支援センターである「高齢者いきいき元気センター」への相談も可能です。
介護保険サービス利用の一般的な流れは、
① 要介護・要支援認定の申請
② 認定調査などを経て認定
③ ケアプランを作成
④ 必要な介護サービスを利用
という形になります。
要介護認定は「病気の重さ」を決めるものではありません
ここは誤解されやすいポイントです。
要介護認定は、
「病気が重いか軽いか」
を判定するものではありません。
厚生労働省は、要介護認定について、どの程度介護サービスが必要かを判断するものと説明しています。病気の重さと要介護度が必ずしも一致するわけではありません。
例えば、
歩くことはできても認知症によって生活上の見守りが多く必要な方もいます。
反対に、病気があっても日常生活をある程度自分で行える方もいます。
そのため、
「まだ歩けているから介護保険は必要ない」
と自己判断せず、生活上の困りごとを含めて相談することが大切です。
ケアマネジャーは何をしてくれる?
要介護認定を受けた後は、ケアマネジャーが本人やご家族の希望を聞きながら、必要なサービスを一緒に考えていきます。
ケアマネジャーは、
- 本人や家族の困りごとを聞く
- 生活状況を確認する
- 必要な介護サービスを考える
- ケアプランを作成する
- サービス事業所との調整を行う
- 利用開始後も生活状況を確認する
といった役割を担います。
厚生労働省も、ケアマネジャーについて、本人の状況やニーズを確認し、必要なサービスを判断してケアプランを作成する専門職としています。
介護サービスありきで考えなくても大丈夫です
ケアマネジャーへ相談すると、
「すぐにデイサービスへ行かされるのでは」
「いろいろなサービスを勧められるのでは」
と心配される方もいるかもしれません。
しかし、本来は、
サービスを使うこと自体が目的ではありません。
本人が、
「できるだけ自宅で暮らしたい」
「自分でできることは続けたい」
「家族に迷惑をかけたくない」
といった希望を持っているのであれば、その希望も含めて生活を考えていきます。
大切なのは、
「何のサービスを使うか」
よりも、
「これからどのような生活を送りたいか」
です。
こんな変化があれば、早めに相談してください
例えば、
- 最近転ぶことが増えた
- 一人でお風呂に入るのが難しくなった
- 買い物へ行けなくなった
- 薬の飲み忘れが増えた
- 物忘れが急に増えた
- 同じ話を何度もするようになった
- 食事をあまり取らなくなった
- 一人暮らしを続けられるか心配
- 病院から退院することになった
- 家族の介護負担が大きくなってきた
といった変化があれば、
「まだ大丈夫」
と家族だけで抱え込まず、一度相談してみてください。
柏原市で親の介護について相談先を探している方へ
親の介護が始まったとき、
最初から制度をすべて理解しているご家族はほとんどいません。
介護保険のこと。
要介護認定のこと。
ケアマネジャーのこと。
デイサービスや訪問介護のこと。
福祉用具のこと。
初めて聞く言葉がたくさん出てきます。
だからこそ、
「何を利用したいか決まってから相談する」のではなく、「何をすればいいかわからない」段階で相談していただいて大丈夫です。
ケアプランセンターしおんへご相談ください
ケアプランセンターしおんは、2026年10月1日に柏原市で開設しました。
親御さんのことで、
「最近少し心配になってきた」
「介護保険が必要なのかわからない」
「ケアマネジャーを探している」
「退院後の生活について相談したい」
という場合は、お気軽にご相談ください。
まず現在の状況をお聞きし、
今、何から始めればよいのかを一緒に整理すること
から始めます。
介護が必要になってからだけではなく、
「これから介護が必要になるかもしれない」
という段階でもご相談ください。
柏原市で親の介護についてお困りの方は、ケアプランセンターしおんへお気軽にお問い合わせください。
